不眠症とは何?
不眠症とは?
不眠症とは、寝付けない、睡眠が継続できない、極端に早い時間に目が覚める、眠りが浅いなど、睡眠に何らかの悪い症状が続き、昼間に強い眠気が出る、集中力が衰える、疲れが摂れないといった体調不良が起きることをいいます。
日本では、約5,6人に1人は不眠症で悩んでいるようです。
不眠症は幼児期や10代ではあまり発症はしませんが、20,30代ころに発症しはじめ、40代、50代と急激に増えてきます。
また、女性の方が男性より多いといわれています
不眠症のタイプには以下の4つがあります。
①入眠困難
ふとんやベッドに入っても、すぐに寝付けない(30分以上かかる)
②中途覚醒
眠りについたとしても、翌朝までに深夜の間何度も目が覚めてしまう
③早朝覚醒
自分が置きたい時刻より、2時間以上も前に目が覚め、その後寝付けない
④熟睡生涯
充分な睡眠時間を確保していても、熟睡感を感じない
上記の症状は、同時に複数、現れることもあります。
不眠症を引き起こす主な原因
①環境要因
海外など時差がある場所での睡眠、枕がちがう、夏の熱さ、気になる騒音、
②身体要因
高齢者、性別、トイレが近い、アレルギーなどのかゆみ
③心の要因
深い悩みや苦痛を伴う精神的なストレス
④生活習慣要因
お酒の飲酒や喫煙、カフェインの多量摂取、薬剤の副作用、運動不足